リモートワーク 仕事 インタビュー企画4〜日本の社畜サラリーマンから海外移住、海外デジタルノマド生活を開始〜

ノマド インタビュー4 仕事・キャリア

筆者(ノマド師匠)が世界で出会ったリモートワーク 仕事インタビュー企画をやっています。

その内容を第4弾として記事にします✏️

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リモートワーク 仕事 インタビュー:元社畜サラリーマン(40代・日本)

––––どんな仕事をしているのですか?

ITエンジニアや企業のIT顧問をしています。

海外 ノマドの仕事としては一番最適な職種だと思います。

––––エストニアで、リモートワーカーとしてしてきた仕事内容のもう少し詳細を教えてください。

スタートアップビザの準備などをする、PlanetWayのITサービス開発受託、Xロードのクローンみたいなシステムと連携するバックエンドの開発や不動産のDX化に関わって来ました。

エストニアの投資情報を作る会社に一瞬就職したりもしましたね。

あとは新規事業立ち上げのためのIT責任者も経験しました。

––––現在の仕事は?

IoT製品のためのモバイルソフトウェア開発。不動産スタートアップのコンサルをやっています。

––––日本にいたときはどんな仕事をしていたのですか?

不動産のIT開発部門の責任者ですね。色んな業界の企業でITのシステムを作っていました。

––––ノマドになってどれくらいですか?
4年ほどです。

––––どこに旅行してきましたか?
今までに旅行した国は40カ国くらい。
ノマドワークをしながら旅したのは
今のところ19カ国でエストニア、日本、ジョージア、トルコ、ポルトガル、マルタ、フィンランド、イギリス、アイスランド、ハンガリー、スペイン、エジプト、ペルー、アルゼンチン、ブラジル、パラグアイ、ウルグアイ、コスタリカ、カナダです。

––––世界を回っていたのも知っていますが、まずなぜエストニアに移住しようと思ったのですか?

以前働いていた会社でエストニアに張する機会があって、こんな小さな国なのに、見えない所で全てITでつながっているところにとても感動しました。

アメリカの出張も沢山行ったけど、ビジネスのためのITという感じで、本当に必要で人々に役立つITサービスを作っているという印象を受けなかった。

華々しいITサービスはあっても、生活者に基づいたITを使うことがない。

選挙や、処方箋、結婚や不動産以外はオンライン完結できるところがすごく良いと感じたし、新しい北欧の風やソ連の街並みが残る場所で、見えないところにITが根付いているギャップに良い印象を受けたので、この国で何かやってみようと思いました。

エストニアに来てから、以前はドラえもんとかよくあるSFのイメージがITにあったけれど、

昔からあるものが残っていながら、見えないところにITがあるというのが次の新しい世界観ではないかと思ったんです。

日本もIT化は以前よりも進んできたけれど、まだまだどんな会社や生活の中でも書類だらけですよね。

エストニアのような国に身を置くことで未来の暮らし方ができると感じ、エストニアに来ました。

––––ブロックチェーンにも興味を持ってエストニアに来たと聞いたのですが?

エストニアはスタートアップもブロックチェーンが多いし、今やその時はできなかった知らないことも多く踏み切れなかったけれど、今後その分野に行こうとも考え始めています。

––––エストニアで起業しようと思ったのはなぜ?

エストニアで暮らすためです。法人の制度がとても良かったから。すぐに会社を起こせるし、手続きもオンライン完結で簡単。

税金がかかるのが、社員に給与を出す時などで、内部留保については非課税。法人税がかからない。会社の登記も非常に簡単で、運用も簡単。

どの国にいてもネット環境があるところからオンラインで全てが完結する会社を作りたいならエストニアに会社設立することを勧めます。

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あとは、スタートアップビザを取るために起業をしようとしました。

––––どんな事業をしようとしたのですか?

初めは世界中の情報を誰もが読めるようにしようと考えました。Google翻訳で読むことはできるけれど、制度が悪かったからその言語にあったカスタマイズをできるサービスをしたかったんです。

ちょうど性能が良いDeepL(翻訳サービス)などが出てきた時でしたね。

あとは、色んな国の言葉をより母国語で正確に知るサービスを作ろうとしていました。

ただ、その案でスタートアップビザも申請したんですけど、落選しましたね。

落選した時は、スタートアップ委員会のコメントで、広がるサービスに思えないと言われてしまって。。

1年間、サービスは自分なりに作ってみたものの、売上も立たなかったので妻からこれからの生活はどうするの?と苦情が来ました。もう少し、自分の良いアイデアが出てこないとこれ以上やろうとは思いませんでしたね。

その後に、自分で気づいたんです。大企業で働いてきたので、小さな組織で働いたことがないからダメだったのかなと。それからはスタートアップ企業で仕事を経験しておこうと思いました。

前職の知り合い、同僚からもらった案件(0からIT化していくというプロジェクト)で、そこからは自分で作ったエストニアの会社を利用して、フリーランスとして働こうと思いました。

フリーランス 海外 税金についてなど本職に関係ないと思っていたところも知れて勉強になりましたね。

––––フリーランスとして働くことのメリットは?

フリーランスのメリットは、働く場所や時間に縛られずに仕事できること。実際にノルウェーやトルコやジョージアに行った時に旅行をしながらでも働くことができました。

土日にしかどこかにいけない、通勤しないと働けないのではなく、働く場所も自分で決めれて自由度が高かったのが良かったですね。

休みの日を伝えるコミュニケーションは必要ですけどね。

コリビングを見つけて、共有のワークスペースで違う国のエンジニアや他のビジネスをしている人の話を聞くこともできますし。アパートのイベントで仲良くなったりもして楽しかったですね。

会社で働くいつも固定された人だけではなく、他の国の様々な仕事をしている人に会うことができて常に刺激的でした。

––––フリーランスとして働くことのデメリットは?

デメリットはもちろん会社員時代のように有給などはないので体調管理により気をつかうようになりましたね。

そして、日本との仕事に時差の問題。

また、フリーランスというより海外ノマド生活についてですが、他の国への移動や住む場所の決断のコストは高いとは思いました。

––––これからはノマド生活が流行ると思いますか?

今は、ノマドがしやすい世の中になってきていると思います。金融サービスレボリュート も海外旅行で利用しやすく、両替は格安手数料ですし、ノマドワーカーに最適な海外旅行保険world nomad insuranceなどのサービスも充実してきています。

Nomad VISAもコロナ以降に様々な国が優秀なIT人材を確保しようと出してきているので、IT系の人、特にSEの人々にとっては海外移住するチャンスだと思いますね。

––––1拠点じゃなくて、他拠点生活がノマドの基本じゃないのですか?

そうですが、デメリットとしてはVISAの問題と、税金をどこに払わないといけないかとか保険も先ほど紹介した専用のものに入らないと国の補償などが受けられないということですね。

海外移住とノマド生活は似ているようで少し違うので、生活の基盤もちゃんと作りたなら海外移住の方がおすすめです。

どちらの生活をするにしても、日本にいると全部勝手に簡単に出来ていたことが、全て自分で見つけて決めないといけないというのは大変ですけどね。

自分が苦手な資産管理面でも成長できるかも知れないです。笑

––––40歳で、ノマド生活をしてる人聞いたことあります?

いないですね。

––––それに対してどう思いますか?

みんなももっとやればいいのにって思いますね。

––––ノマド生活を今しているけど、今後はどうするのですか?

今後は働く時間を減らして、もっと、自分の時間を作りたいですね。

今はせっかく別の国に移動しても、ぶらぶらする時間もあまりないので。。

働かなくても稼げるような仕組みを作りたいですね。FIREをしたい!

他人のために働く時間を減らしたいですね。あとは複数拠点に家が欲しいかな?

––––なんで複数ある方がいいと思うのですか?

投資の面においても各国に家があった方が良いと思うからですね。

––––日本にいる方が生活が楽なのではないかと思うことはありませんか?

楽だけど、雑音が多いと感じることはありますね。

––––日本に帰国する気はありますか?

必要があればしますね。子供が出来た時にどこに住んで育てるかなどの問題もありますし。

子供ができたら、今みたいな移動ばかりの生活はしにくいですね。

––––また起業したいと思いますか?新しいサービスや他国に法人を持つとか。

不労所得を作りたいですね。

新しい法人は税制のメリットがあれば作りたいかなと考えています。できるのであれば、日本の後継者がいなくて潰れそうな会社を助け、新しいものを生み出したいですね。

例えば人手不足の農業の会社などをITの力で問題を解決し、できる限り自動化して生産性を増やすとかですね。

起業は絶対やりたいとは今のところ思っていません。

––––これからの人々に向けて何かアドバイスはありますか?

日本で不満があるなら、世界に飛び出してみたらどうでしょう?

英語が苦手とか、関係ないと思います。

日本人だから採用されることもあるし、十分やっていけるんじゃないでしょうか。

日本のパスポートは世界最強なので、リモートワークができる会社に就職して、1週間海外で仕事をやってみるとか、カスタマーサポート職でもなんでも、人生一度きりだから、やってみましょう!

自分の考え方が広がると思います。

––––ありがとうございました。

この方への仕事の依頼はinfo@remotenomado.comもしくは、お問合せよりお願いします!

リモートワーク 仕事 インタビュー4 まとめ

職場に悩む、転職をどうしようか悩む、なかなか次に動き出せない方には響くものがあったのではないでしょうか?

英語ができる出来ないなんて、二の次です。勇気とチャンスがあれば海外に出てみるのはいかがでしょう?歳を重ねていると思っても、遅すぎることはありません!

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リモートワーク 仕事 インタビュー企画1

リモートワーク 仕事 インタビュー企画2

リモートワーク 仕事 インタビュー企画3

りもーとノマ道編集部
この記事を書いた人
ノマド師匠

海外・国内ノマド歴5年。IT国家に来てから日系上場企業で経理・財務の会社員として5年築いてきたキャリアを完全に断ち、デジタルマーケティングの世界へ。日本やエストニア、マルタの会社でコンテンツマネージャーとして完全リモートで仕事をしながら世界を周り、全く知らなかったデジタルノマドという働き方を経験して新しく見えてきた世界、この快適さを伝えるべく「りもーとノマ道」ウェブサイトを開設。

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