フリーランスとして働いていると、事業に関するお金の流れを帳簿に記録する必要があります。これは最終的に確定申告をスムーズに行うために欠かせません。そしてその帳簿管理に直結するのが、簿記の知識です。
一般的に、こうしたお金の管理といえば「簿記」を思い浮かべる方が多いでしょう。実際、簿記はフリーランスにとっても重要なスキルのひとつであり、帳簿の正確な記録やお金の動きの把握に役立ちます。
本記事では、フリーランス 簿記の基本から、帳簿の付け方、勉強方法まで詳しく解説していきます。
フリーランスは簿記の知識が必要か
フリーランス 簿記の知識を持っていることで、収入や経費の管理、さらには節税対策まで幅広く対応できます。帳簿の記録は義務であり、確定申告の際にも大いに役立ちます。
会計士や税理士にバックオフィス業務を任せていたとしても、確認の作業は自分でやる必要があります。
簿記はフリーランスの実務に直結するスキルといえるでしょう。
フリーランスが簿記の知識を持つべき理由
フリーランス 簿記の必要性として、まず挙げられるのは「確定申告の精度を高める」こと。簿記の知識があると、必要経費の仕訳や、収支のバランスを正確に把握でき、結果として税金面でも有利になります。
簿記 フリーランスに必要なレベルは簿記3級程度
簿記 フリーランスにとって必要なレベルは、一般的に「簿記3級」程度が目安とされています。簿記3級レベルであれば、個人事業主としての確定申告には十分対応できます。法人レベルの高度な内容までは必要ありません。
特にフリーランスの簿記の実務では、帳簿の付け方や仕訳の基本を理解していれば、問題なく対応できるケースが多いです。
フリーランスの帳簿の付け方
フリーランス 簿記において最も重要なのは「正確な帳簿の記録」。売上や経費、銀行の入出金など、日々の取引を記録することが基本です。
フリーランスにおすすめの会計ソフト・サービス3選
現在では会計ソフトやクラウドサービスが充実しており、簿記 フリーランスにとっても、ツールを活用することで効率よく帳簿管理ができます。
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フリーランス 簿記の勉強方法
「難しそう」と感じるかもしれませんが、フリーランス 簿記は独学でも基礎的な知識は十分に身につけられます。ネット上には無料の講座や動画も多数あり、簿記3級レベルの範囲を学習するだけでも実務に大きく役立ちます。
筆者が実際に勉強した方法を今回は紹介します!
簿記3級に1ヶ月で受かる方法
臨月突入直前の先月、受かりました❀ほぼ1ヶ月の勉強期間でした!
簿記3級の勉強に使用した教材
本(冊子)
本はこの2冊を使用しました。
🌟みんなが欲しかった! 簿記の教科書 日商3級 商業簿記 第12版 簿記検定 ネット試験 統一試験 完全対応(TAC出版) (みんなが欲しかったシリーズ)
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🌟みんなが欲しかった! 簿記の問題集 日商3級 商業簿記 第12版 簿記検定 ネット試験 統一試験 完全対応(TAC出版) (みんなが欲しかったシリーズ)
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図解も豊富で、私はあまり見ませんでしたが動画もついているので◎です!
動画
🌟ふくしま まさあきさんの動画
簿記3級 勉強法 「暗記イヤ!」「挫折したくない!」という人のための理解型学習法を 理論派講師がガチ解説
🌟cpa-learning
模擬Web試験も3回分あるし、動画解説も分かりやすくて苦手なところは見ていました。
全部無料なのもありがたい!こちらも本当におすすめです!!
簿記 フリーランスのための学習方法
①動画を見る
まず、ふくしまさんの動画を一通り見ました。
会社の中での経理の役割や、決算の流れ、何故簿記がこの様に行われているか等が細かく解説されていて理解が深まります。
②教科書、問題集に取りかかる
その後、上記の冊子を最低2回は読む→問題を解くを繰り返し、
間違えた問題は付箋やチェックを入れて何度も解きました。
PL、BSの表や利息や保険料の計算は自分で図を描いて理解していくのがおすすめです。
③紙の模擬試験問題を解く
問題集についていた試験と同じ様な模擬試験問題を3回ずつ時間通りに解きました。
始めは点数があまり取れなくて落ち込みましたが、大丈夫です!
TAC出版のは難しめに問題が設定されていた様に後で思いました。
④Web試験の模擬問題を解く
基本的には③と同じですが
本番環境に慣れるためにも先ずは本の特典にあったWebサイトにログインして問題を解きました。
共通試験ではなくネット試験で受ける場合は必ずこちらで練習しておくことをお勧めします!
本の特典は1回分しか模擬試験がなかった為、
私はcpaのサイトで更に4回分を2回ずつ解きました。
合格へのコツ
自分的に、これは結構覚えといて損はないかなと思った箇所をまとめます✎
★形である程度覚える
①繰越商品
問)期末商品の棚卸し高は¥980,000である。
お馴染みのしーくりくりしー(ふくしまさんの動画で解説あり)
で楽々計算出来ます。
②消費税
問)消費税の処理(税抜方式)を行う。
仮受消費税、仮払消費税の数字を引っ張ってきて未払消費税を計算しましょう。
③法人税
問)法人税等¥1,000,000を計上する。なお、中間納付額を仮払法人税等勘定に計上している。
これも、数字をひっぱってくるだけです。
ちなみに、仮払は相殺され、精算表には記載なしでOKです。法人税等は費用(PLの左に書く)、未払法人税等は負債(BSの右に書く)となります。
④減価償却費
問)備品(取得金額¥500,000)について、残存価額をゼロ、耐用年数を8年とする定額法により減価償却を行う。
原価、累計額と覚えましょう!
⑤貸倒引当金
問)売掛金の期末残高に対して3%の貸倒引当金を設定する。
繰入、引当金と覚えましょう!ちなみに、貸倒引当金繰入は「費用」、貸倒引当金は「資産」です。
特に、貸倒引当金が間違いやすく、BSの貸方(右)に記載するのですが、これは「資産の減少」です。
★捨てるところは捨てる
問2の問題が結構難しいのが出てくるケースが多いです。
ここで時間をかけてしまうと、問3の問題が解けなくなるので、私は問1→3→2の順で先にすぐに解けるやつをささっとやって、時間かかりそうなやつは、後回しor捨てました。
正解しても、1〜2点なので、時間をかけて不正解になるよりも、配点が高いところに全集中しましょう。
ただ、問1の仕訳は出来るだけ覚えてしまって早く終わらせて
最後まで他の問題を粘って部分点だけでも取りに行くつもりで本番はのぞんだ事が合格に繋がったのだと思います。
問3ででくる問題についても共通することですが、全部を完璧にする必要はありません。捨てるところは捨てましょう。
まず、仕訳を正確に行うのが最重要ポイントです。
まとめ:簿記 フリーランスが知っておくべき理由
フリーランス 簿記の知識は、仕事の安定や将来的な成長にもつながる重要なスキルです。帳簿の正確な管理はもちろん、確定申告や節税にも直結します。
これからフリーランスとして活動する方や、既に活動しているが帳簿に不安がある方は、ぜひこの機会にこれからのフリーランス活動のために簿記の知識を学び、活用していきましょう!
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